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のどの違和感(声帯結節・ポリープ)
のどの違和感にかかる病気
のどの違和感には以下の病気が考えられます。
- 慢性咽頭炎
ウイルスや細菌などに感染することによって発症します。急性咽頭炎が治りきらないうちに治療を中断してしまうと発症しやすく、またタバコやお酒を好む方にも発症しやすい病気です。 - 咽喉頭異常感症
診察では咽頭に病状が確認できないのに、少しの違和感が気になってしまう病気です。30代から50代の女性に多いと言われています。また喉以外の部位で異常が起こっているときに咽喉頭異常感症を発症することがあります。 - 咽頭異物
魚の骨などを飲み込んだときに喉に引っかかることがあります。このとき、魚の骨を「咽頭異物」と言います。 - 逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流することにより、食道の粘膜が傷つくことで炎症に発展する病気です。
これらの病気にかかると、のどに違和感を感じたり、痰がひっかかっているような感覚に襲われます。
のどの診断
のどに違和感を感じるとき、炎症を起こしている場合、できものができている場合そして異物が引っかかっている場合があります。原因を特定するためにレントゲン撮影やファイバースコープを使用してのどの状態を観察します。
これらの観察によって異常が見られなかった場合は炎症を抑制する治療を行います。症状が重たい場合、もしくは改善されない場合はさらに詳しい検査をします。
のどの違和感の原因として多いのは心因性のもの、炎症性のものなのですが、まれに咽頭がん、食道がんを患っていることがあります。ストレスによって症状を重くしないためにも、違和感が気になる方は来院されることをお勧めします。
のどのがんについて
のどのがんには2種類あります。咽頭にできるものと、のど仏にできるものです。これらのがんは女性にまれで、男性、中でも喫煙者や飲酒者にもっとも多く発症するといわれています。固形物を飲み込むときに違和感を感じたり、声に変化があるなと思われた方は検査されることをお勧めします。