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かおる耳鼻咽喉科・アレルギー科

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睡眠時無呼吸症候群

自宅で手軽にいびきや呼吸をチェック

かおる耳鼻咽喉科・アレルギー科では、自宅でも取扱い可能な検査機器を宅配して、普段と同じように寝ている間にできる検査を、2日に渡り検査をしていただく、とても便利で、簡単な検査をオススメしています。

手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。
いびきの回数、程度、また、無呼吸になっていないかを、自宅で、とても簡単に検査することができます。
もちろん、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。
大人だけではなく、お子様にも検査することが、可能となっています。

かおる耳鼻咽喉科・アレルギー科では、同時に、アレルギー性鼻炎の検査や、治療、副鼻腔炎の検査、治療を同時にすすめることができると同時に、適応があれば、大人から、子供まで、舌下免疫療法も、行うことが可能です。
また、20分で結果が出る、小さなお子様でも、安心して検査を受けていただくことができる花粉症検査、
『イムノキャップラピッド』も導入しています。

多くの場合はまず
『自宅で手軽にいびきや呼吸をチェック』
この簡易検査から行ないます。

主に酸素飽和度を調べる検査(パルスオキシメトリー)と、気流やいびき音から気道の狭窄や呼吸状態を調べる検査とがあります。

CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法

「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、CPAPと呼ばれます。
閉塞性睡眠時無呼吸タイプに有効な治療方法として、最も普及している治療方法です。
耳鼻咽喉科としては、以前は、口蓋弓形成術などを行なってきましたが、最近は、CPAP療法が一般的になってきました。
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。
そのとき、鼻づまりがあると、充分に作動しない場合があり、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎も同時に治療していくことをお勧めしています。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴

睡眠無呼吸症候群は、日常の生活習慣ととても関係が深いとされています。

  • よく喫煙する。
  • よくお酒をのむ。(特に寝る前)
  • 太り気味(暴飲暴食をしてしまう)
  • 高血圧、糖尿病、高脂血症のいずれかに当てはまる。

また、睡眠時無呼吸症候群では見た目の特徴も関連があります。

  • 首が短い
  • 下あごが小さく、小顔
  • 舌や舌の付け根が大きい

性別では睡眠時無呼吸症候群は男性罹患率の方が多いです。それは女性と比べて男性の方が脂肪が上半身につきやすいからです。また発症しやすい時期では、男性は30代~60代に多いとされています。この時期は体型が変化しやすく、生活習慣病を発症しやすいからといわれています。また、年齢と共に喉や首まわりの筋力が衰えることも、発症しやすい原因です。

睡眠時無呼吸症候群の治療

いくつかありますが、代表的なのは、鼻づまりの改善、CPAP療法、外科的手術です。

  1. 鼻閉の改善

    軽度の場合、鼻づまりを改善することで、いびきや、睡眠時無呼吸を低減させることも可能です。アレルギー血液検査(小児の場合:イムノキャップラピッド検査)で鼻閉の原因検索をし、抗アレルギー剤の内服治療や、点鼻薬の併用。さらに、副鼻腔炎がある場合は、マクロライド少量長期治療にて、より改善が見込める場合もあります。

  2. CPAP療法

    CPAP装置とは寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続け、気道を常に開けた状態に保っておく機械です。

  3. 外科的手術

    小児の多くや、成人でも一部で手術が必要な場合があります。無呼吸になる原因がアデノイドや扁桃肥大であるときには摘出手術が必要です。

生活習慣の改善

ダイエットやお酒を控えることによって、首回りの脂肪を落としていくことが、睡眠時無呼吸症候群のリスクをへらします。また、寝姿勢を仰向けから横向きに変えるだけでも、上気道が圧迫されるリスクが減るので治療・予防に良いです。